今シーズンのレザー店開催も全て終了して、早くも一週間が経ちました。
今年も各地レザー店舗開催では、様々なスタッフに助けて頂きました。
旧ニチワ時代からのアルバイトの方はもちろん、今年は元社員にもお手伝いいただきました。
レザーの取り扱いは久しぶりとのことでしたが、懐かしいリピーター様にもお会いする事が出来て、とても楽しかったようです。
そして、そごう千葉で頑張ってくれた3名のスタッフも忘れてはなりません。
手前味噌ですが、3人ともニチワレザーを気に入り、今では全員がニチワ製品のファンになってくれています。
3人とも複数着購入してくれたのですが、実はその中に全員が購入したスタイルのレザージャケットがあります。
2018年から登場したシングルライダースタイプのレディースレザージャケット。
今シーズンも12月の大阪開催時点で一部のサイズが切れてしまい、昨年に続いて追加生産するほど人気になったスタイルです。
シンプルスタイルなので、どんな街着コーデにも合わせやすいのはもちろんですが、もう一つ人気の理由は革の柔らかさ。
女性のお客様がデザイン以外でレザージャケットに求めるのは、なんと言っても軽くて動きやすいこと。
この製品はそこを一番に考え、企画の段階から革の選定に一番力を入れたスタイルでもあります。
どんなスタイルでも素材にはこだわりを持っていますが、とくにシンプルなスタイルは、見た目の表情が一目なので誤魔化すなんて出来ません。
このスタイルはイタリア鞣しのラムを使用していますが、企画段階ではこの革が手に入らず、パターンサンプルはパキスタンの革使ったのですが、イタリア産の革とは、見ただけでその差がハッキリと分かるくらい仕上がりのクオリティが違う、いわば全く別物のレザージャケットの印象でした。
そんな感じで生まれたシンプルライダースなので、そのままでも抜群の着心地なのですが、そごうスタッフの3人は更に柔らかくする方法を実践していました。
それが「ミンクオイルスプレー」をレザージャケットに吹き付けること。
最初は誰もがそこまでの効果はあるのか?と思っていたようです。
ところが半信半疑でいざ使ってみると、柔らい着心地はもちろん、肌触りの良さにも惚れ惚れ。
今では3人ともすっかりミンクオイルスプレーがお気に入りで、レザージャケットのお手入れには欠かせないマストアイテムに。
実際にお客様にも自身のレザージャケットをお見せして、レザージャケットと一緒にスプレーを購入されたお客様も多かったみたいです。
上質なラムの表革なら、このスプレーを定期的に吹き付けるだけで日々のお手入れは十分といえます。
シンプルだからこそ革の風合いが命のレディースレザージャケット。
春が終わってクローゼットに収納前に、一度「ミンクオイルスプレー」を試してみては如何でしょう。
さて、次回はそんなそごう千葉店3人衆の意見で誕生したレディースの革ジャンをご紹介します。