新作レザーカタログを発送した翌週という事もあり、月曜日からたくさんのご注文をWEB、電話共に頂戴しております。
毎年この時期は革ジャンやレザージャケットなどのショート丈タイプに人気が集まりがちですが、今年はコートやムートンといった重衣料計まで幅広く動いています。
ニチワレリュームではどのスタイルも大量生産を行なっておりません。
革の品質管理もそうですが、縫製が終わった製品も販売出来るクオリティか、自社スタッフが現地に出向いて全量検品します。
その為、大量生産では全ての製品に目が行き届かなくなってしまうので、毎年管理できる範囲内で生産をしています。
そんな理由から人気商品は早い段階で完売になるケースがありましたが、ここ数日は昨年ご購入いただけなかったお客様からのご注文を多く頂いております。
会員様の手元にカタログが届いて通信販売のご注文が増えてくると、いよいよシーズンが始まったなぁと実感します。
そしてそして、今週金曜日からは「そごう千葉店 ジュンヌ4階」にて期間限定ショップもオープンします。
臨時のレザー店舗は毎年11月の東京からのスタートですが、今年は一足先に千葉での開催。
販売スタッフも昨年と同じメンバーが揃いました。
春先の企画から参加してくれたメンバーで、皆ニチワレリュームの商品への思い入れも強いスタッフです。
もちろん全員ニチワレリュームのレザージャケットを自腹購入して着てくれています。
千葉周辺にお住いでしたら、是非千葉のスタッフに会いに来て下さい。
今回はそごう千葉店に関係するレディースのレザージャケットをご紹介。
ラムベジタブルを強めウオッシュ加工で仕上げたレザージャケット「1810037 ベジタブルワイルド」
見た目ハードな印象ですが、どんな組み合わせでもコーデのポイントになる色合いがとても魅力なレザージャケットです。
ニチワレリュームでは毎年100を超える企画から商品化まで、オーディションの如く審査を繰り返していきます。
「革質」「デザイン」「ディテール」「トレンド」「想定プライス」それらを何回も検討しながら振り落としていき、最後に残ったアイテムを商品化するのですが、実はこの商品、最終審査で落選したアイテムだったので、本来商品として売り出す予定がありませんでした。
「じゃあなんで商品化?」
そうなんです、実はこの商品そごうスタッフ全員が絶賛してくれた商品なんです。
企画の時に「なんでこれ落とすの?絶対にいいのに」と思いっきり言われ、本社スタッフもその勢いにタジタジ。
実は社内でも評価が相当高かったのですが、最後に落とす原因となったのはプライス設定。
ラムベジタブルは通常の表側より鞣しにコストが掛かるので、どうしても革値が高くなり、当初の価格設定では税込定価63,000円となり、これだと会員価格でも税込5万円になってしまいます。
レディースのレザーは、できる事なら3万円後半から4万円代で販売したかってので、泣く泣く落としたのですが、そごうスタッフの「この値段でも買うよ、買う買う」との後押しもあり、今季企画一番最後に生産が決定する事になりました。
その言葉に応えてという訳ではないですが、生産コストはそのままに、何とか会員価格で税込4万円代での販売を実現する事ができました。
おかげ様でそごうスタッフの予想とおり、会員割引きスタート直後から大変好評いただいておりますが、問題は生産数が少なかった事。
現時点でもかなりのご注文をいただいておりますので、なんとか追加用の革が手配できるか現在動いておりますが、場合によっては早期販売終了になる可能性がある事もご理解下さい。
着込むことでの経年劣化や、ワイヤー入りで開閉を自在に操れる衿など、レディースには珍しい遊びも加わったレディースレザージャケット。
是非、千葉スタッフ思い入れのある商品を触れに、そごう千葉店ジュンヌにお越しください。