旧ニチワスタッフで立ち上げたニチワレリューム。
おかげ様で今日5歳の誕生日を迎えました。
この5年間ニチワ時代からのお客様はもちろん、新規のお客様からもたくさんのご利用いただき、スタッフ一同本当に感謝しております。
創業5周年を記念して先週金曜からスタートした「5周年創業祭」
今回は国内メーカーさんからご協賛いただきました限定ウール&ダウンの人気もあって大変ご好評いただき、初日からたくさんのご注文を頂戴しました。
おかげ様で週明けは出荷作業に追われていましたが、なんとか今日午前分の集荷で月曜分までの分が終了し、昨日の注文分は今日の午後便になんとか間に合わせることが出来ました。
写真は昨日のご注文分。
初日から週明けまでに比べたら少ないですが、それでも今日の午前便だけでもこれだけの出荷数。
本当にたくさんのご注文ありがとうございました。
さて5周年祭の話しはこれくらいにして、今日は予告していましたベジタブルのキズについて書いていきます。
旧ニチワ時代から人気のベジタブルスキン。
ニチワレリュームになってからも、ラムベジタブルは常に中心アイテムとして取り扱ってきました。
植物などの天然素材から抽出したタンニン剤を使用したベジタブルレザー。
その魅力はなんと言っても革そのものの風合いと味わいを楽しめること。
ナッパ加工の様に生体傷が隠れたりせず、また日焼けもしやすいといった弱点もありますが、着込んでいく事で味わいはまさに革ならではの風合い。
とても愛着が深まるアイテムです。
そんなベジタブルですが、性質上、生体時のキズ以外にもベジタブル特有の擦りキズがございますので、当然ながら新品の状態でも多数の擦りキズが存在します。
本来ならデニムの擦れ感の様に、このキズ自体も味わいなのですが、先日お客様から「この表面のキズを消す方法はありますか」と言うご質問を頂戴しました。
「いやいやベジタブルですからどんどん擦りキズ作っていきましょう!」なんて事は言いません。
確かに擦りキズもベジタブル特有の味わいなので、そのままがオススメなのは確かですが、当然キズを消したいと思われている方も多いはず。
そこで今回はベジタブルスキンの擦りキズを目立たなくする方法をご紹介しましょう。
その方法は革の表面に軽く水を含ませる事。
そうそれだけなんです。
写真でご紹介しましょう。
まずは表面に擦りキズがついたラムベジタブルの写真がこれ
中央斜めに白っぽく擦りキズが付いています。
ここに水を含ませた布を使って革の表面を軽く擦る様にして濡らします。
この状態で暫く陰干しをしていただければ…
なんと言う事でしょう!(すみませんベタで)
この様に表面のキズが目立たなくなります。
如何でしょう。
簡単ですよね。
ラムベジタブルスキンの擦りキズを直す場合は、この方法が一番効果があります。
もしお持ちの革ジャンやレザージャケットがベジタブルで擦りキズが気になってましたら、一度トライしてみては如何でしょう。
ただし一点注意が必要です。
水を含ませますので、カビ予防に必ず十分な陰干しはおこなうようにして下さい。
その際、日光や電球の光は絶対にあてない事。日焼けの原因になります。
今回はベジタブルに付いた表面の擦りキズを目立たなくする方法でした。
すみません ライダースの革ジャンを ハンガーにて保管する場合
襟のジィッパーはすべて 上げて保管すればいいのでしょうか?
もしくは 襟は開いて(折って)保管するほうがいいのでしょうか?
ご連絡が遅くなりまして申し訳ございません。
ライダースの革ジャンですが、衿を立てて着用するタイプでしたら、ファスナーを上まで上げてスタンド衿の状態をキープして保管された方が宜しいかと思います。
せっかくですので、今回いただきましたご質問を元に、関連したブログ記事を投稿したいと考えております。
2019年2月20日に投稿を予定しましたので、投稿されましたら是非ご覧いただければと思います。