こんにちは。ライターMです。
今回はニチワレリュームのカシミヤの話です。
当ブログで「今年はカシミヤジャケットが復活!」と紹介されていて気になったので、臨時店舗でチェックしてきましたよ!
さっそく紹介です。今季登場したカシミヤジャケットは、3スタイルの計5色。
↑一見無地に見えますが、近づいてみると複数の色糸を織り交ぜた美しい“霜降り”仕上げの生地です。上品な艶が高級感を醸し出しています。ダークネービーと深みのあるボルドーの2色展開で、ダークネービーは光の加減で黒にもグレーにも見えます。
↑ヘリンボーン柄で、グレーとライトグレーの2色展開。ベーシックなシルエットが美しいテーラードジャケットです。
※グレーはこのブログ記事アップ時点でSOLD OUTのようです。詳しくはお問い合せください。
↑シックなネービーのチェック柄がオシャレです。ポケットチーフを効かせたり、ノーネクタイの着こなしもカッコいいですね。
さてここで本題。
ニチワレリュームのカシミヤは、「具体的にどういいの?」と直球で聞いてみました。
まず、基本的なところから。
カシミヤは「山羊の産毛」です。(意外と“ウール”と混同してる人が多いので念のため)
寒暖の差が激しい地方に生息するカシミヤ山羊に由来し、この産毛は長さ2~3cmで、細さは人間の髪の毛の1/5程度。このなめらかで光沢のある柔らかい産毛が、カシミア製品の極上の着心地を支えています。
カシミヤの品質を決めるポイントは3つ。
①どのランクの糸を使っているか
②産地
③目付(めつけ/織密度=どのくらい網目がつまっているか。重量が目安)
※使っているカシミヤ糸の量。簡単に言うと重さのこと。
ニチワレリュームのカシミヤジャケットやコートの素材は、糸の番手でいうと、約20ランクあるうちの、15~16番手の糸を使っています(数字が大きくなるほど糸が細く上のランクになる)。
デパートだと同じ品質のカシミヤ製品がニチワレリュームの倍くらいの価格で販売されているそうです。
また、産地は世界的にクオリティが高いと言われている「内モンゴル産」のものを使っています。
上記③の「目付」に関しては、ジャケット1着につき、300g~500gの間で、できるだけ400g以上使うようにしている、とのこと。この目付(重量)に関しては、グラム数を減らすと艶がなくなり高級感が薄れてしまいますが、一概に多ければいいかというとそうでもなく(生地が固くなったり、重くなりすぎて着心地に影響する)、絶妙なバランスを計算しているそうです。
暖かさと高級感のバランス、ってとこですね。
旧ニチワ時代から付き合いのある、創業100年以上の日本の老舗生地メーカーと協力して作っているので、「クオリティはお墨付き」、とスタッフTさんは胸をはっていました。
カシミヤ製品を選ぶときは、しっとりとした「艶感」と「ボリューム感」、そして柔らかな滑らかさが感じられるか、を基準にするとよいみたいです。
以上、ジャケットのご紹介でしたが、カシミヤコートもありますのでチェックしてくださいね。
メンズコートではチェスター・ヘリンボーン・ステンカラー、レディスコートはステンカラーとノーカラ―があります。
ぜひニチワレリュームでお試しくださいね。
臨時店舗はまだまだ今週末の11/26(日)までやってますよ♪