前々回にブログで一年ぶりに訪問した東大門市場の事を読んで下さったお客様からご質問をいただきました。
そのご質問の内容とは
①東大門市場で売られているレザーの相場と種類について
②お客さんが増えたと書いてますが、店舗が減ったはずでは?
そうですよね。価格やアイテムなど一番興味のある所を前回のブログでは書いてませんでした。
そして②の質問。
お客さんは増えているのですが、そうなんです。実は店舗数は減っています。
という事で、前回ブログの補足ではないですが、ご質問の答えを私なりの見解でお伝えします。
まず、①のご質問について。
東大門市場のレザーの種類ですが、店全体を見渡す限りメンズレザー、レディースレザー共に扱われているアイテムの80%がライダース。
それ以外だとメンズがジャケットやショートダウン、レディースがムートンといった感じで、メンズ、レディース共にレザーコートの展開が少ないです。(というか殆どない)
また東大門市場のレザー相場ですが、当然アイテムによってまちまちですがライダースで20~30万ウォン(ムートンは60万ウォン~)あたりが平均売価です。
そして②の質問ですが、確かに店舗数は減っています。
お客の数については、前回のブログでは去年と比べて増えているとお伝えたつもりでしたが、書き方が曖昧で大変誤解を招いてしまいました。
東大門市場でレザーを購入するお客ですが、以前は日本人が一番多く少し前までは中国人が増えていましたが、現在は地元韓国人のお客が多いようです。
東大門市場でレザーを購入する外国人が減った理由(全てではありませんが)としては中国人観光客の減少。(減少理由は様々ですが、一部政治的な部分もありますのでここでは控えておきます。)
そして日本人ですが、韓国への観光客は減ってはいないのですが、東大門市場でレザーを購入する人が少なくなって来ています。
一昔前は国内の半値以下の相場でレザーが買えたのですが、今では国内でも格安レザーが出回っており、旅費を出してわざわざレザーを買いに行く必要がなく、また昔に比べてアイテムがライダース中心とバリエーションが少なくなっている事も影響しているかも知れません。
確かに昔に比べると、いい革を扱うお店とそうでないお店の差が激しくなって来た事は確かですが、ライダースの購入をお考えなら種類は沢山ありますので、観光ついでに立ち寄ってみてはどうでしょう。
因みに営業時間にも注意が必要です。
確か朝9時30~17時と20時30~翌5時が営業時間なので行く時は時間だけは気を付けて下さい。