おはようございます!レポート隊のMiss Chinです!
冬がやってきましたね。
日本は四季が楽しめる国なので、春に桜、秋にキンモクセイ…四季折々の植物を見て季節を感じたりすることもありますが、季節ごとのファッションを考えるのもわくわくしますね。
私の出身地である香港は南に位置しており、日本ほど春夏秋冬がはっきりしていないため真冬でも日本ほど寒くならないので、暖かいコートやダウンジャケットの出番はほとんどないです。
私にとってはそれこそ革ジャンのイメージもあまりないですが、香港では大規模な革の展示会が行われたりしています。興味深いですね。
というわけで、今回はそんな香港のレザーファッション事情を少しご紹介させていただきたいと思います!
私の両親は若いときに革ジャンを購入し、今もずっと愛用しています。父はライダースで、母はレザーコート。
デザインの趣味がしっかりと分かれていました。この話を同級生の友達と話していたら、なんとその友達のお父さんも同じ革ジャンを持っているそうです!思わず笑っちゃいました。
かつて香港はイギリスの植民地だったこともあり、私の父親くらいの世代は若い時にビートルズにはまっていた人も少なくなかったようです。
ビートルズといえばジャケットスタイルのイメージがある方も多いと思いますが、父の話によると、ビートルズの初期スタイルはレザーファッションだったそうです。その影響もあって、お父さん世代はやはり革ジャンに憧れを抱いていたのでしょう。
香港は昔からさまざまな国の人たちが集まり、交通の要所でもあるため各国の商人が集結し、交易の拠点として革の展示会が行われてきたのも不思議ではありません。こうして、海外文化に影響を受け続けてきたので、海外からの情報や流行に敏感で、新しいものを好む傾向にあります。洋画でよく見かける俳優さんが着ている革ジャンなどはまさに全世代が憧れるファッションアイテムのひとつでした。しかし、香港は海が近いので、湿気も多く、革の手入れが非常に大変です。それに加え、冬も年々暖かくなっていて、レザーファッションは好まれますが、実際革ジャンを着るひとはそんなに多くはないです。革ジャンより、長く使える財布やバッグなど良質な革を使ったファッションアイテムのほうが多く使用されますね。
先月末に香港に帰省して街をぶらぶらと歩いていたら、革を使ったファッションアイテムをちらほら見かけました。その中でとても気になるアイテムがありましたのでご紹介しますね。
それは革で作られた帯です。
昔のファッションデザインを取り入れたレトロチックなコーディネートは根強い人気があり、ベルト代わりに革の帯を腰の部分に巻くという合わせ方もかわいいですね。
気候的に革ジャンは暖かすぎるので、コーディネートのワンポイントとして革を使用することは香港ならではのレザーファッションとして最適かもしれませんね。なんだか革に対するちょっとした執念のようなものを感じました(笑)。
昔、革製品は比較的高価なファッションアイテムなので、地位、身分の象徴として着用されていました。
しかし、今ではもっと気軽にコーディネートに取り入れられ、身近なファッションとして楽しめるようになりましたね。革ジャンから小物、どんどん進化していくレザーファッションの世界、これからも要チェックですね!
では、またいつか!