早速ですが、来シーズンのメンズ新作レザーをご紹介。
去年サイズによっては11月で完売した人気カバーオール(1320013 ラムクリスタルキルトジャケット)のマイナーチェンジ商品。
品番や商品名はまだ決まっていませんが、前回商品とは一部仕様が変わります。
変更点は革と色が新しくなった事、前回はクリスタル仕上げの表革をネービーカラーで仕上げていましたが、今回の新作はラムスエードのブラックカラー仕上げ。
実はこれ、昨年のネービーをご検討されたり、完売後に問い合わせのあったお客様から、このスタイルの要望で一番多かった色と素材を採用して作られた物。
この商品一番の特徴であるトリプルステッチのキルティングは、ネービー時代の同色系から、スエードが映える様に配色仕上げで、より高級感を出してみました。
その他、着太りしないよう中綿を極薄にしつつも、保温性は抜群のスタイリッシュなカバーオールタイプのレザージャケット。
様々なご要望と改良の結果、大人雰囲気満載のハイエンドモデルが出来上がりました。
9月には当サイトにも登場予定ですので、詳細はもう暫くお待ちください。
その他新作もじゃんじゃんご紹介!といきたいのですが、実は紹介できる新作がありません。
来シーズンの企画が終了したこの時期は、イタリアのタンナーに依頼した革の入荷待ちのため、各工場は待機状態。
そして私達はといいますと、生産が落ち着くこの時期からカタログの製作に入ります。
モデル撮影は8月初旬ですが、それまでの間にオーディションや製品ページの割り振り等、何かと準備に追われます。
なかでも一番苦労するのが、撮影サンプルの準備。
撮影サンプルは毎年本発注の革が上がり次第、本番の革で一着生産するのですが、実はこれが本当に大変。
依頼とおりの色柄に上がって来なかったり、革不良が発生したり、自然素材ならではのトラブルが毎年少なからず発生します。
その様な革は当然再生産をするのですが、その分納期が遅れてしまい、モデル撮影日に間に合うのか、何時もやきもきさせられます。
逆にコンディションがよく出来た革は、サンプル生産後に製品の最終確認をおこない、早い物では6月初旬から本生産へと進みます。
本生産がスタートした製品は、縫製見本としてサンプルを工場へ送ります。そして革の入荷が遅れているスタイルは、撮影サンプルの縫製待ち状態。
いずれにしてもこの時期は手元にサンプルが少ないので、新作商品が紹介出来ない時期なのです。
と、長~い言い訳をしちゃいましたが、今回みたいにコンディションのいい状態で仕上がった物から、順次紹介して行ければと思っております。
因みに同じブラックスエードでベストも生産予定。
こちらもスエードベストの要望を受けての新作となりますので、HPでのご紹介をお待ちください。
先週抽選結果の発表があったオリンピックチケットの、見事に全敗しました。
開会式、陸上・水泳・体操・野球など、人気どころの落選は仕方ないにせよ、メダルの期待が薄いマイナー競技も見事敗北。
2002年のW杯は幸運にも日本戦が手に入ったけど、そう幸運は続かず今回は残念な結果でした。
せめてマラソン観戦だけでもしてみようかな…