タイトルでいきなり欠点なんて書いてしまい、ニチワレリュームの企画リーダーに怒られてしまいそうです。
スエードは性質上、起毛部分が粉の様に剥がれ落ちてインナーに付着してしまうのことがあります。
もちろん素材によってまちまちですが、質の高い革を使用しても、特に新品のうちは色落ちしやすい素材です。
また表革と違い、汚れが付着しやすいのもスエードレザーのデメリット。
スエードの靴を履いたことがある方なら、表革の靴とどちらが汚れやすいかお分かりいただけるかと思います。
汚れが付きやすく扱いに気を遣うスエードレザー。
それでも根強いファンが多い素材です。
スエード好きは色落ちだろうが汚れだろうが気にしない。
それどころか、それらを楽しんでいる方もいらっしゃいます。
でも気にされるお客様が多いのも確か。
と言うことで、今年登場のスエードブルゾンは少しだけ手を加えました。
それは衿裏から前身頃にコットン100%の裏生地を縫い付けたこと。
裏地が付いたことでスエードの表身はそのままに、裏側の粉落ちや色落ち、更には首の汗で革が真っ黒になってしまうことを防止する効果も生みだしました。
またベージュには茶色、ネービーには黒の生地を配色し、ツートンカラーのチラ見えがデザイン的にもGoodな仕上がりになっています。(勝手に言っておりますが)
秋口はもちろん、春先に白Tの上から羽織っても決まるゴートスエードのレザーブルゾン。
注目アイテムです。
今回ご紹介の商品「1110051 スエードジップスタンド」