レザーダウンのお手入れと保管方法

抜群の暖かさで冬に大活躍のレザーダウン。
特に最近はとっても寒い日が続いていましたので、この冬はさらにヘビーユーズだった人も多いはず！よく使うからこそ、家に帰ってからのお手入れや正しい保管方法が大切になってきます。
今回は、そんなレザーダウンのお手入れ法と保管方法をご紹介します。
ダウンコート・ジャケットの形状ならではの注意点もあるので、参考にしてください。きれいな状態を保って、お気に入りのレザーダウンを長持ちさせてくださいね。

• 基本的には、他のレザー製品と同じお手入れと保管法

レザーダウンのお手入れといっても、特別なことは実施しません。
他のレザー製品と同じ方法でお手入れが可能です。ふき取り、オイルの塗布、陰干しなど、基本的なお手入れや保管方法が実施出来ていれば問題ありません。
保管の際も、他のレザー製品同様に不織布カバーをかけて通気性の良い場所を選んでください。

• ダウンコート・ジャケットならではの注意事項

・ふき取り・ブラッシング時は溝部分を念入りに

レザーダウンのみに限らず、ダウンコート・ダウンジャケットはキルティング加工が施されたデザインのため、縫い目の溝が多くあります。その溝に汚れやホコリがたまりやすくなっているので、念入りにふき取りやブラッシングを行ってください。

・オイルケアの際は量に注意！

ダウンコート・ダウンジャケットは、生地の中にフェザー（羽毛）が入っています。そのため、レザーダウンのお手入れでオイルを使用する際、あまりオイルを染み込ませ過ぎるとフェザーにまで染みてしまい、カビや臭いの原因にもなりかねません。また、量を間違えると、キルティング加工の縫い目にオイルがたまってしまうこともあります。溝の部分はオイルケアの際にも要チェックです。

レザーダウンだけでなく、ジャケットなど他のレザー製品のケアにもいえることですが、お手入れの際はオイルの量はほどほどに、塗り過ぎたと思ったら乾いた布でふき取りましょう。

レザーダウンコート・ジャケットのお手入れの際に気を遣うのは、キルティング加工のステッチ部分と内部のフェザーです。溝部分の汚れを良く落とすことと、オイルを染み込ませ過ぎないことが大切です。

表面の素材によってはオイルを使ったお手入れができないレザーダウンもございます。オイルを使用していいか分からない時は、ニチワレリュームスタッフへご相談いただくか、レザーダウンの内側など目立ちにくい所でテストしてからご使用ください。