今日でもさまざまな年代に愛されるライダースジャケット。
今回はそんなライダースジャケットの起源や発展についてご紹介します。
●バイク乗り用ライダースジャケットの誕生
バイク用のライダースジャケットが誕生したのは、1930年代。
1900年代初期の飛行機乗り用レザーコートがバイク乗りの間にも広がり
グローブやキャップなどが主だったバイク用のレザー商品に、ウェアが加わりました。
そして1931年、バイクメーカーのハーレー・ダビッドソンが
初めてシングルライダースジャケットを発表。
これがライダースジャケットの誕生です。
●ダブルライダースの誕生
初めて登場したライダースはシングルタイプでしたが
その8年後(1939年)に、
ダブルタイプの原型といわれる「アビエイタースタイル」のライダースジャケットが
またもハーレー・ダビッドソンから登場しました。
前部分に5つあるジッパー付きポケットが、当時は画期的かつ機能的で瞬く間に大ヒット。
現代にも通ずるアイディアとなりました。
ライダースジャケットが誕生したのは今から80年以上も前ですが、
当時の形から大きく変わることなく現在でも多くの人に愛されています。
それだけでなく、30年代のビンテージ商品は手に入れたいファンがたくさんいるほどです。