革ジャンの馴染ませ方

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新品の革ジャン、特に牛革や馬革のライダースなどはとても硬い質感です。
床に置くとそのまま立つものもあるほどです。


革の丈夫さやハードな着心地が特徴である一方、
着るほどに自分の体に馴染んだり、程よくシワができたりと“味”が出てくるのが魅力の革ジャン
時にはその新品感が少し邪魔に感じてしまうことも。
最近では最初から薄くて柔らかい生地もあり、
硬めの革ジャンも当然着れば馴染んできますが、なるべく早く馴染ませたいですよね。
過度なお手入れはおすすめしませんが、少しでも効果の出る馴染ませ方をご紹介します。

●引っ張る・揉む・動く!
革ジャンを着て適度に引っ張る、時間があれば革ジャンを揉む、革ジャンを着ながら運動をする
というのが、地道ですが無難で一番の方法。
肘を曲げたり肩を回したり、関節を使った動きがより効果的です。
腕立て伏せやラジオ体操をする人もいるとか。
革ジャンの上からさらにナイロン製のジャケットやコートを羽織ると、
革ジャンが温まってより柔らかくなるようです。

強く引っ張り過ぎたり、運動などで無理をすることは禁物ですが、
やはり一番は革ジャンを着て動くことです。

●こまめなオイルケアで革ジャンを柔らかく
オイルケアをこまめにして揉み込むというのも馴染ませ術の一つ。
ただラナパーオイルはあまり浸透性にすぐれないため、馴染ませるという面では適さないかもしれません。
革を柔らかくするには、やはりミンクオイルがおすすめ。
しかしあまりに塗り過ぎるとベタつきやカビの原因にもなりますので、
オイルは薄く伸ばす程度に塗って乾いた布でふき取りましょう。

革ジャンの中には、ただ着ているだけだと馴染ませるのに何年もかかるものもあります。
その年月があるからこそ愛着も沸くのですが、
硬い革ジャンだと少し首元や肩回りが苦しいこともあるので、
着心地の面でも早く柔らかくしたいですよね。

中には革ジャンを着たままお風呂に入ったり、
革ジャンを表裏で交互に繰り返して着るなどの荒業を実施されているとの声もありますが……。
革ジャンを水につけるなど少しリスキーな方法なので、あまりおすすめはできません。

やり過ぎは禁物ですが、なるべく革ジャンを着る時間を多く取って馴染ませ、
あなただけの革ジャンにしてください。

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