来期新作革ジャンの企画が早くもスタート

2月頭の韓国出張後は、連日企画作業が続いています。

ニチワレリュームの企画は、まずこの時期は新しいデザイン開発、定番商品発注準備、そして原皮の調達からスタートします。

特に原皮調達はこの時期とても大事。

レザーショップニチワ時代からお付き合いのあるタンナーの協力もあり、イタリア鞣しのラムを中心に手配をしていきます。

レザージャケットに使用する革は、産地、加工方法む含めてランクも様々。
また、タンナーによっては年間に準備するスキン量も決まっていたりするので、たくさんの中から選べるこの時期、早やめに抑えることで、よりクオリティの高いラム革を準備することが可能になります。

既に今年は色目やデザインの大まかな方向性は決まりつつも、まだ現時点でお知らせする事は出来ませんが、現段階の準備内容を確認する限り、例年以上に期待感が持てそうです。

デザインといえば、今年はどんな色目やデザインが人気なのか、ソウル出張の際は、東大門の革ジャン市場に出向いて市場調査をするのもこの時期から。

ところが今年は前回出張で訪問することが出来ませんでした。

実はコロナウイルスの影響で、春節明けの東大門と明洞はなるべく立ち入らない方がいいと各関係スタッフから通達されていたので、前回は行くことを断念していたのです。

そんな東大門の革ジャン市場は、光熙市場と第一平和市場と隣接したビルの共に上階にあるのですが、実は昨年の9月末に第一平和市場のビル火災がありました。

本来なら既に再会してもおかしくないのですが、現地で聞いた話では、どうやらビルの一部に違法建築が見つかったため、未だ再開の目処がたたないとのこと。

知った顔のお店もあって心配だっただけに様子を確認したかったので残念でしたが、3月の出張では一度訪問したいと思います。

企画の仕事は来期新作の出来栄えを左右する大事な業務。

ちょっと集中しての仕事となりますので、来週からは週一のブログ更新とさせて頂きます。

けして手を抜いている訳ではないので…

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