初心者のための革ジャン講座 ~注意事項編~

デリケートな素材を使用している革ジャン。そのため、扱いには少し気を遣うことも。
そこで今回は、革ジャンを着用する際の注意事項をご紹介します。
小さなことですが、少し気を付けるだけで革ジャンを長く奇麗に使うことが出来ます。

●革ジャンに水分は大敵!
革は水分に弱いので、雨の日などは十分気を付けてください。
水に濡れてしまったことにより、カビや染みが出来てしまったり、油分が取れてしまうことで表面がパサつき、
型崩れなどが起こってしまうことがあります。
防水スプレーなどで対策し、もし濡れてしまった場合はきちんとお手入れをしてあげて下さい。

●革ジャンの普段のお手入れはふき取りで十分!
水に弱い生地なので、洗濯は控えましょう。
普段は布やブラシでふき取り、時々オイルやクリームを塗るだけでお手入れは十分です。
ただ、オイル・クリームの塗り過ぎには要注意。カビなどの原因になってしまうこともあります。

注 革によってはミンクオイルがお使いいただけない場合があります。

●革ジャンは色移りすることも
革ジャンは染物ですので、まだ買って間もない頃だとインナーなどに色移りしてしまうことがあります。
着用するときは同系色または汚れても差し支えのないインナーを選ぶようにしましょう。
また、保管する際は衣服カバーを忘れずに。

注 衣服カバーは必ず通気性のある物を使用して下さい。ビニールなど通気性のない物はカビの原因となります。またカバーの代わりに布団用シーツを肩から掛けるのも効果的です。

特殊でデリケートな素材なので注意事項は多いかもしれませんが、
少し気を配るだけで他の生地の衣類よりもうんと長持ちし、経年変化も楽しめます。
革ジャンは一生ものにもなりますので、一緒に年を取るような感覚で大切にたくさん着てくださいね。

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