色違いレザーの保管は注意が必要 

 

近頃徐々に秋らしい気候になり、
すでにクローゼットからレザーを出したお客様も多いかと思います。

先日、革の保管やカビなどについて当ブログにてご説明しましたが、本日はもう一つよくあるお話し。

濃色レザー(黒、ネービー、茶)と淡色レザー(アイボリー、ベージュ、キャメル)
を同じクローゼットにしまったときの悲劇である色移りについて。

革は長時間湿気の多い場所に保管すると、カビだけではなく湿気により表面の色が落ちやすくなる場合があります。

そして淡色と濃色の革を隣り合わせに保管しますと、湿気による化学反応で濃色が淡い色の革に付着する危険性がございます。

本文下の写真のように一度色が付着すると、クリーニングでも落とせなくなり修理が不可能です。

えっ、じゃどうすればいいの?革って保管が難しいの?

いえいえ簡単です。濃色と淡色は隣り合わせにしまわなければいいんです。

詳しくは豆知識で解説しますが、基本はクローゼットで、定期的外に出しての陰干しが効果的です。

ニチワレリュームのお客様は複数のレザーをお持ちのお客様が多くいらっしゃいます。

長期間しまうときは、くれぐれも濃淡隣り合わせは注意してくださいね。

アイボリー色レザーに黒レザーの色が付着した写真
色移り2色移り1色移り3

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